お湯なし楽ちん!「おゆまる」「おゆプラ」をエンボスヒーターで型取り&複製のコツ!の巻

工作やってみた/作り方
工作やってみた/作り方

ここでは主に 自宅での工作などについて
その工程制作体験を書いていきます。

この記事ではこちらを解説していきます
  • 「お湯」を使わない「おゆまる」「おゆプラ」のストレスない造形
  • エンボスヒーターを使った「おゆまる」「おゆプラ」での型取り&複製
  • やけどに注意しながら少しずつ熱を加え(10~20秒ずつ様子見)
  • 加熱した後は熱風があたった面でのやけどに注意
  • 熱風があたる面には熱に弱いものを置かない
トントンまる
トントンまる

今回はエンボスヒーターをつかった
「おゆまる」「おゆプラ」の
型取りをやってみたいと思います

にゃーまる
にゃーまる

今回は「お湯なし」
やってみるニャ!

>前回の記事
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エンボスヒーターとは

温風を吹き出すヒーター

まず「エンボスヒーター」が どんなものかいうと
メーカーからはこんな説明がされています

>株式会社清原_エンボスヒーター_公式サイトより

温風を吹き出す、ハンディサイズのエンボスヒーターです。ドライヤーなどと違い、
クラフトの邪魔になる余計な風を出さずにより高い温度で対象を温めることができます。
温度変更のできる2段階のスイッチでさまざまなクラフトに合わせて使用することができます。2段階の温度変化は120度と250度です。

引用元:清原株式会社 エンボスヒーター 商品紹介ページより
メジャーな使用用途
よく使われるのはこんな作業
  • レジン液の気泡とばし
  • ジェルキャンドルの気泡とばしに
  • スタンプのエンボス加工
トントンまる
トントンまる

エンボスヒーターは
主に手芸用として局所的な熱加工を施す
際に用いる道具みたいだね

にゃーまる
にゃーまる

ピンポイントな部分に
熱を加えられる
んニャね

今回、自分が購入したのは
売れ筋で一番評判がよさそうだった
株式会社清原のエンボスヒーターです

【楽天市場】清原 エンボスヒーター | 価格比較 - 商品価格ナビ
エンボスヒーターの価格比較、最安値比較。【最安値 2200円(税込)】【評価:4.7】【口コミ:719件】(3/24時点 - 商品価格ナビ)【製品詳細:ブランド名:清原|メーカー型番:EHT/000】

作業開始

エンボスヒーター開封

パッケージと中身はこんな感じです、
持った感じ 重量はそんなに重くないですね

シンプルなデザイン
日本語の説明書と
おまけのクロスが入ってました

さっそく熱風をチェック 
※やけどに注意!かなり熱いので絶対にマネしないでください

弱と強2段階調節可能です
写真の距離でも 一瞬しか手をかざしていられない
くらいのアツアツの熱風がきます
※温風ではなく熱風!

でも風はドライヤーより弱い風量です

弱」でも30cmの距離が
一瞬手をかざせるギリギリ
「強」だと40cmぐらいが
一瞬手をかざせる限界

おゆまるを加熱

おゆまるに熱風をあてる

今回は「おゆまる」のクリアタイプを使っていきます
表面が粉っぽいですが気にせず使いましょう

今回は透明たいぷの「おゆまる」
多分くっつき防止の粉がまぶしてあります
⚠注意
  • 200度を超える熱風で、接地面がかなり熱くなりますので
    必ず燃えない素材(耐熱皿や金属トレーなど)
    を敷いて熱しましょう
  • 熱風があたる場所も熱くなりますので粘土に触る際はやけどにご注意ください
  • カッターマットなど熱で変形してしまうものはどけておきましょう
    ※知らずにやってしまいカッターマットが熱で歪んでしまいました…

3つほど並べて加熱していきます
20秒くらいすると少しずつ色が透明になって
表面がテカテカしてきます

熱が通りやすいように平たく並べます
熱していくと少しずつ透明に

表面がテカテカしてきたら
やわらかくなった合図ですので

慎重にさわってみましょう
焼きたてのお餅くらいの熱さなので
※やけどにはご注意ください

手に持った感じが
グネ~っとしてまだ芯がある感じだったので
裏返してもう一度加熱していきます

表面がテカテカしてきたら緩んだ合図
裏側がまだ固い感じ

同様に20秒程度熱風をあてると
さらに色が透明色になってきました

裏面も過熱していくぅ~
やきたてのお餅くらい熱いので注意
⚠注意
  • 熱風を長くあて続けると温度が上がりすぎるのでとても危険です
  • 熱風をあてる時間は10秒~20秒ぐらいずつで様子を見ましょう

両面を加熱すると もう芯がなく
全体的にグニャグニャになります

季節や部屋の温度によっても差はあると思いますので
芯が残っているようなら少しずつこの作業を繰り返してください

芯がなくなって全部やわらかい
アツアツの状態だと個体同士が融合する

おゆまるを成型

適量に分けて再び加熱

今回はサイコロを原形に型取りをしますので
半分くらいでやってみます

アツアツのうちに分離
アツアツのうちにまるめて成型!

なるべく気泡が入らないように
適量を熱いうちに急いで丸めます

途中で硬くなってきてしまったら
落ち着いて再加熱しましょう

この再加熱に、いちいち「お湯」を扱わなくていいのは
作業に専念出来てめっちゃ楽だな~と感じました

触ってるうちに冷えて固まってきた
お湯と違って再加熱がめっちゃラクチン!

原形を埋め込む

しっかり温めた適量の粘土型に
原形のサイコロを圧しつけていきます

ぎゅ~っと圧し込む
絶対にスキマを作らないようにピタピタに

できるだけ気泡やスキマが出来ないように
ピタッピタにくっつける意識で埋め込んでいきます

接地面トレー熱いのでやけどに注意
熱いうちに急いで閉じ込めます

≪重要≫しっかり密閉する

粘土が温かいうちに原形をくるんで閉じこまめす
今回は立方体なので、圧力をかけやすいように
外側も立方体にしました

可能な限り密着させるのがコツ
うまく密閉できたかな?

粘土が冷えて少し固まってきたら
念のため再度熱してやわらかくします

ひとつ前の工程を繰り返し
やわらかいの状態の粘土が原形にスキマなく
張り付いている状態を目指しましょう

念のため再加熱してやわらかく
全体的にゆるくします

再加熱してやわらかくしたら
再度押し固めて原形と粘土を密着させます

ここが前回学んだ重要ポイントです
念入りにしっかり目にやっておきましょう

お湯と違ってエンボスヒーターなら
水分を拭き取ったりお湯の温度管理を気にしなくていいので
じっくりやっておきましょう

冷まして固める

しっかり密閉出来たら しばらく放置して
ゆっくり冷まして固めます

この際、あまり冷やしすぎると
粘土が硬くなりすぎて扱いにくくなりますので
冷蔵庫や冷凍庫ではなく自然に冷ます方が良いと思います

自然放置で冷まします
しっかり固まるまで待ちましょう

型から原形を取り出す

型を半分にカット

しっかり固まったら、カットして原形を取り出します
カットラインがズレないように
念のためマーカーでカットするラインを引きます

すぐなカット面を目指します
ラインがちゃんとつながる様に

ラインが引けたら、カッターで
まっすぐ切り込みを入れていきます

ラインの上からまっすぐ切り込む
切り込みが入ったら少しずつ開く

原形を取り出す

ライン通りうまくカットできました
今回は型がしっかり原形に密着できているように見えます

上手くカットできました
内側も結構いい感じです

周囲の厚みは、だいたい5mm~10mmくらいが
丁度良い厚さだと思います

ぶ厚すぎると原形を取り出すときに苦労しますし
薄すぎると周囲の圧力の影響を受けやすくなります

ぶ厚いとカットするときも大変です
最低5mmくらいは欲しいかも

樹脂粘土で複製する

樹脂粘土を埋め込む

今回も白色に着色した樹脂粘土を使います
前回お湯で型取りした時の余りです

分割した方にそれぞれ適量を
圧し詰めていきます

したモデナを詰めます
適量をそれぞれに圧し込む

粘土を詰める際は 隅々までしっかりと
樹脂粘土が圧し込まれているか
十分注意しながら念入りに詰めていきましょう

今回は透明のおゆまるなので
中の様子がわかりやすくて良いですね

スキマが出来ないように注意
透明なので中の様子が丸わかり

中身をスキマなく しっかり詰め込んだら
合体させたときに余分な個所が出来ないように
表面を平らにならしておきましょう

余分な粘土は削いでならします
もうひとつも同様に詰め込む

良い感じに詰めることが出来ました
透明色だと中身の確認がしやすくて良いですね

端っこの方までしっかり詰まっているか確認
全体的に良さそうなら乾燥させましょう

詰め込みができたら
そのまま自然乾燥させましょう

乾燥させて取り出す

1日半ほど放置して乾かしました
表面をさわったりグネグネさせてみた感じ
割と固まっていたので取り出してみます

表面の感触で乾燥具合を確認
グッと押し出してみる

反対からググっと押すと 少しずつ出てきました

変形せず出てきそうなので出してみます
少しずつ慎重に押し出します

若干乾ききっていないようですが
形を崩さずに取り出せましたね

出来れば念のために
もう1日くらい完全に乾くまで
しっかり目に待った方がよさそうです

若干乾ききってない感じか(汗)
こんな感じで取り出せまし

2つ取り出して合体させてみました
ちょっとだけバリがあるのと

取り出す際に少し変形してしまった気もしますが
前回よりかなりキレイに型が取れたと思います

くっつけてみた感じ
前回よりは面が出せていますね

今回の素材は樹脂粘土なので
少し削ったり盛ったりすれば
もっときれいな仕上がりにできそうです

なんとか形にはなったかな
前回の失敗作との比較

今回はここまで

今回の感想

お湯なしで出来るのは超便利

エンボスヒーターめっちゃオススメ

エンボスヒーターを使ってやってみた感想ですが、
思っていた以上に、加熱作業が楽になるので
成型の作業に専念できたのはとても便利でしたね

型を取るためのコツ自体は前回と同じようなところで

やはり、
やわらかくした粘土を圧しつける作業は
細かいスキマが出来ないように何度か繰り返す
という事 だと思います。

エンボスヒーターならではの
取り扱いの注意点や、コツについてもまとめてみました

  • やけどに注意しながら少しずつ熱を加え(10~20秒ずつ様子見)
  • 加熱した後は熱風があたった面でのやけどに注意
  • 熱風があたる面には熱に弱いものを置かない
にゃーまる
にゃーまる

エンボスヒーターどうだったニャ?

トントンまる
トントンまる

めっちゃ良かった!
とにかくお湯からの解放
もの凄くありがたいね
かなり作業しやすかった

トントンまる
トントンまる

ただ、カッターマットが
大変な事になっちゃったけど…

熱で変形してしまったカッターマット
にゃーまる
にゃーまる

んニャァ、なんか曲がってるニャ!

トントンまる
トントンまる

エンボスヒーターはとても便利だけど
熱で変形してしまうもの等は
周囲に置かないように気を付けましょう!

にゃーまる
にゃーまる

やけどにも十分注意してほしいニャ!

トントンまる
トントンまる

今回使った
エンボスヒーターはコチラです
初めてでも特に迷うことなく
満足に扱えたので結構オススメです
皆さんも良かったら使ってみて下さい!

【楽天市場】清原 エンボスヒーター | 価格比較 - 商品価格ナビ
エンボスヒーターの価格比較、最安値比較。【最安値 2200円(税込)】【評価:4.7】【口コミ:719件】(3/24時点 - 商品価格ナビ)【製品詳細:ブランド名:清原|メーカー型番:EHT/000】
にゃーまる
にゃーまる

んニャ~、工作の幅がまたひとつ
広がった気がするニャン!

ということで、今回は事でここまでです
最後まで見て頂きありがとうございます!

今回のエンボスヒーターを使った
「おゆまる」工作は別のパターンで

また今度のせたいと思いますので
続きの記事ができましたら
是非チェックしてみて下さいませ!

以上!
おしま~い。

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この記事を書いた人
トントンまる

サラリーマン歴18年目、41歳
某ゲーム開発会社勤務の
ブログ運営初心者です。

ブログ立上げ話や、
趣味の図工を中心に
それ知りたい!という情報を
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